VimConf2018が最高に最高だった話
この記事は、2018/11/24(土)に秋葉原の富士ソフトアキバプラザで開催されたVimConf2018の参加レポートです。
はじめに
まず始めにお伝えしたいのは、運営の方への感謝の言葉です。
今年は運営として参加することができませんでしたが、
昨年のVimConf2017の運営に参加させていただき、運営側の大変さは身にしみて感じているだけに、
Bramさん、Akinさん など海外勢を招待するためにかけた労力、翻訳周りの調整など、
同会場で昨年開催した実績があるとはいえ、新たに準備が必要になったことも増えていて
(多分私が把握していないことも多々あるでしょう)、
それをあの人数でまわすのは相当な労力がかかったかと思います。
運営の皆さん本当にお疲れ様でした!そしてありがとうございました!
また、発表された方もお疲れ様でした。
準備にかけた時間、当日の緊張感(おそらくご自分の発表までは気が気でなかったと思います)は相当なものだったと思います。
今年も例年通り、質の高い発表ばかりで本当に楽しい1日を過ごさせていただきました。
発表された皆さん本当にお疲れ様でした!そしてありがとうございました!
また、参加者の方もお疲れ様でした。
お話できた方、お話できなかった方含め、皆さんの参加、熱量で成り立っているカンファレンスです。
皆さんと同じ時を共有できてとても有意義な時間を過ごすことができました。
皆さんありがとうございました。
今年も大成功のカンファレンスでした!
Vim人生最良の日
一晩明けてだいぶ落ち着いてきましたが、昨日(11/24)は私の(いや、多分VimConf2018に参加した全員にとっての)Vim人生においての本当に記念すべき日で、
私は1日中興奮しっぱなしで夢のような1日でした。
一晩明けた今も若干夢見心地な気分です。
だって考えてみてください。Apple好きにとってのSteve Jobs、Microsoft好きにとってのBill Gates、そしてそう、VimmerにとってのBram Moolenaarです。
(この記事を読むだろうVimmerにとっては言うまでもないかもしれませんが、BramさんはVimを作った人です)
歴史上の偉人が目の前に顕現したかのような、不思議な光景。その偉人ご本人による素晴らしいキーノート。
(後日動画が公開されると思いますので是非見てみてください。Vim作者御本人から語られる
Vimに今後追加されるかもしれないnext featureの話は必見です)
カンファレンスの間は始終アドレナリンが出っぱなしでした。
(そのおかげか、帰ってからの疲労感が半端なかったです。心地よい疲労感でしたが)
Bramさんはとても気さくな方で、休憩時間中の参加者からの質問にはとても丁寧にお答えしていて、 また握手、サイン、写真撮影のお願いにも 快く応じてくれていました。
私は、幸運にもBramさんの近くに席を陣取ったものの、英語力のなさとVim作者が眼の前にいることの畏怖感、
話しかけたいけど話しかけられない緊張状態が午前中ずっと続いていました。
お昼に振る舞われた美味しいお弁当(今半のお弁当ですよ!)も味わって食べることもできず、
運営のKaoriyaさん(昨年運営でご一緒したので普通に話せる仲になりましたが、
この方も日本人Vimmerにとっては偉人です)に「ご飯食べるの早いね」と言われる始末でした。
また、休憩時間中に友人に会っては、「Bramさんに話しかけました?」と声をかけたり、 Bramさんと話している参加者を遠目で眺めては羨ましく思っていました。
そんなこんなで始終グダグダしていましたが、おそらく一生に1度しかないチャンスです。
千載一遇、一期一会、勇気を出して声をかけました。友人の後ろからついていく形で…(tsukkeeさんありがとう!)
正直話したと言っても、眼の前に行って、握手して、横で話をフンフン頷いて聞いているだけでしたが、
本当に夢のようなひとときでした。
そしてなんと!記念にBramさんと一緒に写真も撮ってしまいました!
これは一生の宝ものです。
写真をお願いしたときもとても快く応じてくださいました。
Bramさん本当にありがとうございました!
VimConf本編
何かBramさんの話ばかりになってしまいましたが、VimConf本編も豪華な発表者、非常に濃い内容で本当に素晴らしいものでした。
発表に関する詳細は後日公開される動画や、他の方の参加レポートを参照いただくとして、 個人的に気になったポイントだけお話すると
- mattnさんのVimのnext featureの話(Bramさんの目の前でnext featureについて提案する発表は本当に興奮しました)
- Bramさん自身によるVimのnext featureの話(こんな話を聞ける機会はVimConfでしかありえないでしょう。本当に興奮しました。Vim scriptコンパイル来るか!?)
- daisuzuさんのpluginからVimの標準に置き換える話(目が冷めました。もっとVim道を精進します)、
- ujihisaさんのVimのモードについての話(タイトルからVimソースが出てくるとは想像できなかったw termdebug超便利)、
- OKURAさんの日々の開発におけるVimの使い方について(デモ中は会場全体が一体になって応援してました)
- USAMIさんのPHPを開発する上でのEmacsの話(The PHPerという感じでHacker感が強く良かったです)
- Alisueさんの効率的なモダンVim scriptの話(最初の厨ニ感満載のスライドからどうなるかと思いましたが、非常に丁寧なVim scriptの解説良かったです)
- rhysdさんのWebAssenblyを使ってブウザでVimを動かす話(流石の犬クオリティ。レベルが高くて、相変わらず頭おかしい。いや、いい意味で。あと軽い話ではなかったですよ)
- どのLTも面白かったです。ドラ役のaomoriringoさんもグッジョブでした
皆さん本当にとても素晴らしい発表でした。ありがとうございました。
懇親会
久しぶりな色々な方とお話させていただきとても楽しい時間を過ごすことができました。
お話していただいた皆さんありがとうございました。
特に印象的(というかびっくりした)だったのは、h_eastさんがいらっしゃっていたことです。
k-takataさんとお話されているところを、たまたま気づくことができ、少しですがお話させていただきました。
SNSでは交流があったのですが、初対面で直接お話できて嬉しかったです。ありがとうございました。
(ちなみにご存じない方にお話しておくと、h_eastさんはVimにめっちゃパッチを送っている日本Vim界の重鎮です。
関東在住ではなく勉強会もあまり参加されないので直接お会いできるのは相当貴重でした)
ちなみに余談ですが、mattnさん、kaoriyaさん、h_eastさん、k-takataさんがちょうどカメラの画角に収まる範囲に
揃っていたのでめっちゃ写真撮りたかったですw
(VimConfはプライバシーに配慮していて、不特定多数が映る写真撮影NGなので無理でしたが)
おわりに
最近、Vim活できていなかったのですが、VimConfに参加して一気にVim熱が上がりました。
特に感じたのは英語ができない不甲斐なさだったので、心機一転英語頑張っていきます。
最後になりますが、VimConf2018運営にかかわられた皆さん、発表された皆さん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました!
最高の1日を過ごすことができました!
またどこかでお会いしましょう!
Happy Vimming!